オタクはソレを我慢できない

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有頂天ホテル(ややネタバレあり)

友人から貸してもらったDVDをようやっと見終わりました。

2つ貸してもらいまして、一つは「ダージリン急行」(面白かった)そしてもうひとつは


「the 有頂天ホテル」です。

有頂天



<あらすじ>
 「ラヂオの時間」「みんなのいえ」の三谷幸喜監督が、オールスター・キャストで描くエンターテインメント・アンサンブル劇。大晦日のホテルを舞台に、従業員と宿泊客それぞれが織りなす多彩なエピソードを、いわゆる<グランド・ホテル形式>で淀みなく綴ってゆく。劇中で多用されているワンシーンワンカットの長回しや、自由なカメラワークを可能にする大規模なホテルのセットなどもみどころ。
 都内の高級ホテル“ホテルアバンティ”。新年のカウントダウンパーティーまであと2時間あまり。その成否はホテルの威信に関わり、これを無事終えることが副支配人の新堂平吉に課せられた責務。ところが、そんな新堂をあざ笑うかのように、思いも掛けないトラブルが次々と発生する。刻一刻と新年のカウントダウンが迫る中、従業員と“訳あり”宿泊たちを襲う数々のハプニング。はたして彼らは無事に新年を迎えることができるのか?(オールシネマオンラインより引用)



監督が三谷幸喜という時点でいい映画だ、というほど僕は、三谷さんの作品は観てなくて、映画では三谷さんの映画はこれが初めてなんですよね。
だから三谷作品という色眼鏡のない状態で観れたんですが・・・・
まあ、先にわざわざダージリン急行に(面白かった)とつけてるぐらいですから、ある程度予想できるかもしれないですが・・・
ちょっと・・・「う~ん」ってなっちゃう所の多い映画でしたね。


↓続きます

つまらなくはなかったんです。個性的な登場人物の掛け合いの妙や、色んなトラブルやそれが解決していく過程がパズルがカチッカチッとはまっていくような心地よさを楽しむ事もできて、この映画の中でも出てくる、グランド・ホテル形式という狙いは成功していると思いました。ただ、その中で「う~ん・・・」となる箇所がいくつかあって、全面的にこの映画評価できないんですよ。


一番気になったのが、香取慎吾扮するベルボーイ(以下香取ベルボーイ)にまつわるエピソード。
この人は歌手を目指していたのですが、いつまで経っても芽が出ず・・・というような役柄で、ところがひょんなことから自分の歌を披露する機会を経て、そのあと自分の歌に自信を取り戻していくんですが、その中で佐藤浩市が演じる武藤田という議員がいまして、こいつは汚職をしてしまったことを後悔していて、自暴自棄になって自殺をしようとするんですが、偶然香取ベルボーイの歌を聴いて、その歌に救われて、自殺を思いとどまるというシーンがあるんですよ。で、

「ああ、今まで芽が出なかったけど、実は香取ベルボーイの歌にはこんなすごい力があったんだ」
と思うじゃないですか。

ところがそのあとその議員があっさり心変わりをしてしまって(自殺はしないですが)、それによってさっきまでの香取ベルボーイの歌の力というものに、「そんなものなかったんだよ」と言ってるも同然のシーンが出てくるんですよ。
他にももう一人、西田敏行扮する演歌歌手がいて、そいつも自殺しようとするんですが(笑)。香取ベルボーイの歌を聴いて自殺をやめるんですよ(同時に2つの自殺を止めた歌!)。で、そのあと大勢の人の前でその歌を自分で歌うシーンがあるんですが、それに対して「誰もお前の歌なんで聴きたくないんだよ!」といわれるんですよその演歌歌手が。つまりそれは歌を通してですが、香取ベルボーイに対しての言葉でもあるわけですよ。
まあ、この歌を披露する状況も状況で、反感を抱かれがちな状況ではあるんですよ。でも、もし香取ベルボーイに本当は歌手としての才能があると思わせようとしてれば、例えば歌った時に一瞬ではあってもその歌に聞きほれる→ハッと我に返って「おい、のんきに歌を聴いてる場合じゃないぞ!」というような見せ方をするはずなんですよ。でもしてないんですよ。

つまり、やっぱり歌の才能はなくて、諦めて田舎へ帰ろうとしてたけどけど勘違いして自信を取り戻しちゃって、歌手の道をもう一度目指すようになる。っていうのが香取ベルボーイという役柄。
・・・てことになっちゃうんですよ。
また挫折するのは目に見えてますよ。

そりゃあ、「現実的には」って見方をすると、そうゆう設定の方があってると思うし、「実際にいそうだなこんなやつ」という感じも強いですけど、コメディ映画でそんな設定するかね普通?
しかもこの映画のキャッチコピー、「最悪の大晦日に起こった、最高の奇跡。」ですよ?


だったらそんな中途半端な奇跡で終わらせんなよ!
「また挫折しそうだなこいつ」とか、嫌な想像の余地残すような話にすんなよ!






他にはあれだな、佐藤浩市議員の性格設定の問題。
この議員、基本的に自分というものがないんですよ。ものすごく人の意見に左右されやすく、場に流されやすい。
そのくせ偉そうにしててわがままで、全然感情移入できないんです。
(「俺も見つけた」とか「帰りは遅くなる」とか、所々良い台詞は言うんだけどね。)
しかも最後の最後までそれが変わんないんですよ。
言われるがままに車誘導してんだこいつ。

この人にはその前に、自殺しようとしてたけどそれを救われるという奇跡は起こってるけど、それによって内面は全く成長しないんですよ。コイツにとっての最高の奇跡は自殺を思いとどまる事そのものじゃなくて、その上でゆるぎない自分の意思を持つということなんですよ。


でも、やっぱりそれも最後まで描かれないで、映画終わっちゃうんだけどね!



上に挙げたように、こういう気になる箇所のせいで、この映画損してるんですよね~・・・
それを何とかして、あと余計なエピソードを減らして100分くらいの尺にしてれば、「西遊記」の10倍は良い映画になってたと思うんだけど・・・って感じですね。

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