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オタクはソレを我慢できない

CD、映画、小説、漫画の感想など、マイペースにやっていきたいと思います。

アニメ映画ベスト10! ~超兵器R1号編~

男の魂に火をつけろ!さんのブログで2007年から毎年開催されている映画ベストテン企画。

毎年さまざまなテーマに沿ったベストテンを募っており、私自身は寡聞にして企画自体を最近知ったもので、過去のベストテンを感心&参考にさせていただきつつ見させていただき、自分の鑑賞作品のヒントにさせてもらっていたのですが、このたび自分も恥ずかしながら参加することにしました。

テーマはずばり「アニメ映画のベスト10」とのこと。

アニメはちょいちょいつまみ食いしている程度なので、あんまり名作・古典の作品は通っていないのですが、自分のアニメ映画遍歴を思い出し思い出し作ったアニメ映画ベスト10を、ここに紹介いたします。


一応、ランキングさせた作品の基準として、一度きりの鑑賞ではなく、複数回鑑賞した経験のあるアニメ映画、というしばりを設けて選びました。しかしその結果、
当時金のない子供だった時分にみたアニメ映画で複数回観た作品=テレビの録画かレンタルビデオ
という、なんとも劇場鑑賞率の低いランキングとなってしまいましたが・・・


そこのあたりはめをつぶっていただけると助かります・・・・・・


ではいきます。








アニメ映画ベストテン ~超兵器R1号 選~


10位「東京ゴッドファーザーズ」(2003年/今敏)
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(2012/11/21)
江守徹、梅垣義明 他

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リアルなタッチで描かれる、全編奇跡のようなひと冬の物語。ジブリ映画のように、恒例行事として毎年年の瀬に金曜ロードショーあたりで放映してもらいたいですね。




9位「AKIRA」(1988年/大友克洋)
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(2011/06/22)
岩田光央、佐々木望 他

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確か、初めてこの映画の存在を認識したのは小学○年生かコロコロコミックのジャパニメーション特集みたいなやつの歴代の有名な日本アニメ映画年表みたいなページだったと思うんですが、今思うと編集の人はどうしちゃってたんだろう…と思ったりしますね…(紹介ページに片腕がちぎれとんだ鉄雄のカットとか普通に載ってた)
音楽のかっこよさと、鉄雄のような異能の力なしに並び立つ金田のかっこよさの2本柱がたまりません。
東京オリンピックの年には間違いなく放映されるんでしょうね…




8位「機動警察パトレイバーthe Movie」(1989年/押井守)
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(2009/10/27)
冨永みーな、古川登志夫 他

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正直、放映当時に見ていたとしたら、コンピューターウイルスの概念とか全くわからないまま観る羽目になってあんまりピンとこない映画になってたと思うので、絶妙な年代に生んでくださった両親とビル・ゲイツ氏には感謝したいと思います。




7位「爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP 暴走ミニ四駆大追跡!」(1997年/アミノテツロー)
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(2008/09/24)
渕崎ゆり子、池澤春菜 他

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「行けェ!ネオトライダガァァァァァ!!!!!」
たぶん今見るとちょっとこっぱずかしい気分になる部分もあるんだと思いますが、タイムリミットサスペンス、カーアクション、レースもの、チームものとして、それぞれの要素が絶妙に混ざり合ったエンターテイメント映画です。個人的に初めてテレビシリーズが劇場化するにあたってよく湧き上がる、「…なんか…いつもより絵の感じがリッチになってるし、動きが細かくなってる…」という感慨を初めて抱いた映画でもありました。今度出るブルーレイboxには所収されてないっぽいので、はやいとこ再DVD化していただきたいところです。




6位「クレヨンしんちゃん オトナ帝国の逆襲」(2001年/原恵一)
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矢島晶子、ならはしみき 他

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大人の時に見なかったので泣くことはなかったけど、とにかくメッセージとキャラクターの配置の必然性をこれでもかと感じた作品。カーチェイスのシーンでなぜバスがCGになっていたのか今に至るまで謎なのですが、もうここまできたらずっと知らないままでもいいかな…とか思ったりします。「今日までそして明日から」のPVとしても秀逸な作品。




5位「こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE」(1999年/高松信司)
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(2000/07/19)
ラサール石井、森尾由美 他

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「男はつらいよ」ミーツ「ミッション・イン・ポッシブル」。劇場版ジャイアンの法則に則って、超絶男前になってる両さんとヒロインの友達以上恋人未満の人情あふれるかけあいが素晴らしいです。ラストの「街」を味方につけてのミサイル爆発阻止シークエンスの気持ちよさもディモールトベネ!
香取慎吾氏が主演を務めた実写版こち亀の劇場版でも、この作品のプロットがほぼそのまま使われてるっぽいので気になっているのですが、まだそちらのほうは確認できていません。というかレッツ&ゴーと同じくこっちも早いところ再プレスしてほしいです。


4位「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」(1984年/押井守)
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(2015/01/21)
古川登志夫、平野文 他

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当時関西テレビで夕方うる星やつらが再放送していて、当時中学生だった私はまんまとラムちゃんにブヒブヒいってたんですが、なぜか夏休みの午前中にMBSでいきなりこれが放映されていて、「なんで…」と思いつつ部活に行かなければならなくて、途中まですでに放映されていたから迷ったのですが(その当時は本編の初めから観ていないと急激に最後まで見る気力が失せる病にかかっていた)、サクラ先生がタクシーに乗るあたりから録画して、帰った時に観てあとはもうアレでした。私の中二病期において大きな影響を与えた作品です。
しかし、今思い返してもあのMBSでビューティフルドリーマーを放映するという判断を下した局の方(神)は間違いなく関西テレビの再放送を観ていた層を狙っていたとしか思えないし、どうしてそういう局同士の結束を24時間テレビとかでは見せられないのかと思ったりますね…




3位「クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦」(1998年/原恵一)
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矢島晶子、ならはしみき 他

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理屈を超えた感動、というのを初めて知った作品です。つじつまがあってなくても伏線がなくても、鳥肌は立つことが、涙がどうしようもなく流れ落ちてしまうことはあるんだ。
私にとってのクレしん映画最高傑作といえば、オトナ帝国よりもこちらに軍配があがります。
「ヒーローとはなにか?」というメッセージを掲げる作品で秀逸なものは数ありますが、今でもこの映画のラストシーンが自分の中の基本としてありますねー。





2位「ホーホケキョ となりの山田くん」(1999年/高畑勲)
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(2000/11/17)
朝丘雪路、荒木雅子 他

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「郵便番号 7ケタ」
いまこれ書きながらまさに本編観てる作品。多幸感しかない。今の日常系アニメとかのご先祖様だと思います。(とくにらきすた) 




1位「思い出のマーニー」(2014年/米林宏昌)
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今年見たときのテンションがまだ持続してるので、思い切ってえいやとこの位置にしました。早いところDVDで観たいですね。
観たときの感想はこちら




というわけで、改めて一覧にするとこんな感じ。ジブリが1,2トップになってしまった。やはり強いですね…
1位  思い出のマーニー
2位  ホーホケキョとなりの山田くん
3位  クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦
4位  うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
5位  こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE
6位  クレヨンしんちゃん オトナ帝国の逆襲
7位  爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP 暴走ミニ四駆大追跡!
8位  機動警察パトレイバーthe Movie
9位  AKIRA
10位 東京ゴッドファーザーズ



ご静観、どうもありがとうございました!



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ウォンテッド

ただいま実家で絶賛手伝い中。
なので簡易更新。

「ウォンテッド」という映画を見ました。
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アクションはかっこよくてよかったけど、作品の人命軽視っぷりがあまりにもひどすぎて逆に笑ってしまった(汗
電車に乗ってた人たちがかわいそうすぎる・・・^^;
アンジェリーナ・ジョリーはこういうSっ気キャラだと輝くなあという事を改めて実感。
あとコモンが出てたのに驚きました。

まあ物語の粗はけっこうありますが、主人公が会社を辞めて組織に入るとことか、後半の覚醒っぷりには血湧き肉踊ったので、とにかくスカッとしたい人にはオススメですね。

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色々映画見てました

またしても間隔があいてしまった・・・・っていいかげんしつこいねw

これからは多少間があいても何事もなかったかのように更新していきます。


買ってたDVD、ここのところ全然手をつけてなく、未見がたまっていく一方だったので
これはいかんということで、一気に4本消化しました。
以下、その簡単な感想です。


「エンゼル・ハート」
ミッキー・ロークの出てる映画を観るのは実は初めてでした。
いや~、渋くてかっこよかったですね。
話は、探偵が主人公という事で、ミステリーものかと思ってましたが、まさかのオカルトホラーでしたね。
グロとかじゃなくて、精神的に気持ちの悪い感じを抱くオチでした。良かったです。
デ・ニーロも不気味なふいんき(なぜか変換ry)のある役どころをものすごく不気味に演じてて、さすがの存在感でした。

ただ、ラストの「目」はさすがにずっこけてしまいましたけどねw



「シン・シティ」
偶然にも、ひきつづきミッキーロークの出てる映画。
ただ、特殊メイクしてて言われないと本人と分からないですけど・・・w
これは、とにかく原作を忠実に再現した画面作りがすごかった!
こういうCGの使い方は良いね~
話はまあ、漢!女!銃!そしてグロ!www
個人的には、クライヴ・オーウェンの話が一番面白かったっす
タランティーノが演出してるシーンもスタイリッシュでかっこよかったし。



「カクタス・ジャック」
ブラジルで大ヒットした映画らしいです。
話としては、色んな登場人物のエピソードや行動が複雑に絡み合って・・・という
タランティーノ映画の影響を受けた感じのある映画でした。
ただ、ちょっとキャラの人物描写をそんなにしてなくて(メイキング観ると、狙って人物描写を少なくしてたらしいですが)話がパズル形式につながっていく気持ちよさはあるけど・・・ちょっと惜しいなあという思いはぬぐえず。ただ、登場人物の中に元レスラーってのがいるんですが、そいつ絡みのシーンはどれも面白かったです。

ラストは・・・ちょっと後味悪いかな~。
清掃員のおっさん、救われなさすぎ!



「真夜中のカーボーイ」
これは、超有名な作品ですね。今さらですが、初めて見ましたよ。

さすがアメリカン・ニューシネマ、暗かったですね~
ダスティン・ホフマンの演技がすごいというは聞いてたけど、本当にすごかった・・・
ジョン・ボイトの田舎から来た若者の身の程知らずの感じとかも、観ててこっちが恥ずかしくなるほどリアルで、上手かったですね~
話的には、人の財布盗んだり、友達が死にそうだからって普通の(ゲイだから普通ではないのかな?w)おっさんを殺してしまったり(またこのおっさんを痛めつけるシーンが、本当に痛々しくてかわいそうになってくるんですよ)、その前のなんかサイケデリックなパーティーのシーンとか、キャラに感情移入できなかったり、いるか、このシーン?みたいなのがちらほらあるんですが(汗)フロリダへ向うバス内での二人の会話からラストまでの一連のシーン、これは文句なく素晴らしいですね!悲しい事が起こってるのに、窓の外には澄み渡る青空が広がっている・・・という皮肉がね。すごいですよこれ。

やはり、名作と言われるには、それだけの理由がありましたね。



以上。あ~疲れた~(苦笑)
またいくつか消化したら、感想を書いていこうと思います。

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有頂天ホテル(ややネタバレあり)

友人から貸してもらったDVDをようやっと見終わりました。

2つ貸してもらいまして、一つは「ダージリン急行」(面白かった)そしてもうひとつは


「the 有頂天ホテル」です。

有頂天



<あらすじ>
 「ラヂオの時間」「みんなのいえ」の三谷幸喜監督が、オールスター・キャストで描くエンターテインメント・アンサンブル劇。大晦日のホテルを舞台に、従業員と宿泊客それぞれが織りなす多彩なエピソードを、いわゆる<グランド・ホテル形式>で淀みなく綴ってゆく。劇中で多用されているワンシーンワンカットの長回しや、自由なカメラワークを可能にする大規模なホテルのセットなどもみどころ。
 都内の高級ホテル“ホテルアバンティ”。新年のカウントダウンパーティーまであと2時間あまり。その成否はホテルの威信に関わり、これを無事終えることが副支配人の新堂平吉に課せられた責務。ところが、そんな新堂をあざ笑うかのように、思いも掛けないトラブルが次々と発生する。刻一刻と新年のカウントダウンが迫る中、従業員と“訳あり”宿泊たちを襲う数々のハプニング。はたして彼らは無事に新年を迎えることができるのか?(オールシネマオンラインより引用)



監督が三谷幸喜という時点でいい映画だ、というほど僕は、三谷さんの作品は観てなくて、映画では三谷さんの映画はこれが初めてなんですよね。
だから三谷作品という色眼鏡のない状態で観れたんですが・・・・
まあ、先にわざわざダージリン急行に(面白かった)とつけてるぐらいですから、ある程度予想できるかもしれないですが・・・
ちょっと・・・「う~ん」ってなっちゃう所の多い映画でしたね。


↓続きます

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DVD化情報その2

先に紹介した「北国の帝王」に続いて・・・


なんと「ハリーとトント」もDVD化決定!!!

無題

いや~これはめでたい!「北国の帝王」の時はまだ嬉しさを内に秘めとく事ができたけど、これは喜ばずにはいられないわ。今年はDVDの嬉しいニュースが続きますね。
「ハリーとトント」、知名度の低さで言えば「北国の帝王」とどっこいどっこいか、それより下に来るかもしれないですが、これ本当に名作なんですよ!特に人生酸いも甘いも知っているような大人の方、そして猫を飼っている方は涙なしには見られません!猫も飼ってないこんな若造でも、観たあと胸が熱くなりましたもん(苦笑)
観た事無い方は本当、この機会に観ていただきたいです。
買えとは言いません、とにかく観てください!





「宣伝乙」といわれるでしょうがここはゴリ推しさせてもらいます!w


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