
男の魂に火をつけろ!さんのブログで2007年から毎年開催されている映画ベストテン企画。
毎年さまざまなテーマに沿ったベストテンを募っており、私自身は寡聞にして企画自体を最近知ったもので、過去のベストテンを感心&参考にさせていただきつつ見させていただき、自分の鑑賞作品のヒントにさせてもらっていたのですが、このたび自分も恥ずかしながら参加することにしました。
テーマはずばり「アニメ映画のベスト10」とのこと。
アニメはちょいちょいつまみ食いしている程度なので、あんまり名作・古典の作品は通っていないのですが、自分のアニメ映画遍歴を思い出し思い出し作ったアニメ映画ベスト10を、ここに紹介いたします。
一応、ランキングさせた作品の基準として、一度きりの鑑賞ではなく、複数回鑑賞した経験のあるアニメ映画、というしばりを設けて選びました。しかしその結果、
当時金のない子供だった時分にみたアニメ映画で複数回観た作品=テレビの録画かレンタルビデオ
という、なんとも劇場鑑賞率の低いランキングとなってしまいましたが・・・
そこのあたりはめをつぶっていただけると助かります・・・・・・
ではいきます。
アニメ映画ベストテン ~超兵器R1号 選~
10位「東京ゴッドファーザーズ」(2003年/今敏)
リアルなタッチで描かれる、全編奇跡のようなひと冬の物語。ジブリ映画のように、恒例行事として毎年年の瀬に金曜ロードショーあたりで放映してもらいたいですね。
9位「AKIRA」(1988年/大友克洋)
確か、初めてこの映画の存在を認識したのは小学○年生かコロコロコミックのジャパニメーション特集みたいなやつの歴代の有名な日本アニメ映画年表みたいなページだったと思うんですが、今思うと編集の人はどうしちゃってたんだろう…と思ったりしますね…(紹介ページに片腕がちぎれとんだ鉄雄のカットとか普通に載ってた)
音楽のかっこよさと、鉄雄のような異能の力なしに並び立つ金田のかっこよさの2本柱がたまりません。
東京オリンピックの年には間違いなく放映されるんでしょうね…
8位「機動警察パトレイバーthe Movie」(1989年/押井守)
正直、放映当時に見ていたとしたら、コンピューターウイルスの概念とか全くわからないまま観る羽目になってあんまりピンとこない映画になってたと思うので、絶妙な年代に生んでくださった両親とビル・ゲイツ氏には感謝したいと思います。
7位「爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP 暴走ミニ四駆大追跡!」(1997年/アミノテツロー)
「行けェ!ネオトライダガァァァァァ!!!!!」
たぶん今見るとちょっとこっぱずかしい気分になる部分もあるんだと思いますが、タイムリミットサスペンス、カーアクション、レースもの、チームものとして、それぞれの要素が絶妙に混ざり合ったエンターテイメント映画です。個人的に初めてテレビシリーズが劇場化するにあたってよく湧き上がる、「…なんか…いつもより絵の感じがリッチになってるし、動きが細かくなってる…」という感慨を初めて抱いた映画でもありました。今度出るブルーレイboxには所収されてないっぽいので、はやいとこ再DVD化していただきたいところです。
6位「クレヨンしんちゃん オトナ帝国の逆襲」(2001年/原恵一)
大人の時に見なかったので泣くことはなかったけど、とにかくメッセージとキャラクターの配置の必然性をこれでもかと感じた作品。カーチェイスのシーンでなぜバスがCGになっていたのか今に至るまで謎なのですが、もうここまできたらずっと知らないままでもいいかな…とか思ったりします。「今日までそして明日から」のPVとしても秀逸な作品。
5位「こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE」(1999年/高松信司)
「男はつらいよ」ミーツ「ミッション・イン・ポッシブル」。劇場版ジャイアンの法則に則って、超絶男前になってる両さんとヒロインの友達以上恋人未満の人情あふれるかけあいが素晴らしいです。ラストの「街」を味方につけてのミサイル爆発阻止シークエンスの気持ちよさもディモールトベネ!
香取慎吾氏が主演を務めた実写版こち亀の劇場版でも、この作品のプロットがほぼそのまま使われてるっぽいので気になっているのですが、まだそちらのほうは確認できていません。というかレッツ&ゴーと同じくこっちも早いところ再プレスしてほしいです。
4位「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」(1984年/押井守)
当時関西テレビで夕方うる星やつらが再放送していて、当時中学生だった私はまんまとラムちゃんにブヒブヒいってたんですが、なぜか夏休みの午前中にMBSでいきなりこれが放映されていて、「なんで…」と思いつつ部活に行かなければならなくて、途中まですでに放映されていたから迷ったのですが(その当時は本編の初めから観ていないと急激に最後まで見る気力が失せる病にかかっていた)、サクラ先生がタクシーに乗るあたりから録画して、帰った時に観てあとはもうアレでした。私の中二病期において大きな影響を与えた作品です。
しかし、今思い返してもあのMBSでビューティフルドリーマーを放映するという判断を下した局の方(神)は間違いなく関西テレビの再放送を観ていた層を狙っていたとしか思えないし、どうしてそういう局同士の結束を24時間テレビとかでは見せられないのかと思ったりますね…
3位「クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦」(1998年/原恵一)
理屈を超えた感動、というのを初めて知った作品です。つじつまがあってなくても伏線がなくても、鳥肌は立つことが、涙がどうしようもなく流れ落ちてしまうことはあるんだ。
私にとってのクレしん映画最高傑作といえば、オトナ帝国よりもこちらに軍配があがります。
「ヒーローとはなにか?」というメッセージを掲げる作品で秀逸なものは数ありますが、今でもこの映画のラストシーンが自分の中の基本としてありますねー。
2位「ホーホケキョ となりの山田くん」(1999年/高畑勲)
「郵便番号 7ケタ」
いまこれ書きながらまさに本編観てる作品。多幸感しかない。今の日常系アニメとかのご先祖様だと思います。(とくにらきすた)
1位「思い出のマーニー」(2014年/米林宏昌)
今年見たときのテンションがまだ持続してるので、思い切ってえいやとこの位置にしました。早いところDVDで観たいですね。
観たときの感想はこちら
というわけで、改めて一覧にするとこんな感じ。ジブリが1,2トップになってしまった。やはり強いですね…
1位 思い出のマーニー
2位 ホーホケキョとなりの山田くん
3位 クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦
4位 うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
5位 こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE
6位 クレヨンしんちゃん オトナ帝国の逆襲
7位 爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP 暴走ミニ四駆大追跡!
8位 機動警察パトレイバーthe Movie
9位 AKIRA
10位 東京ゴッドファーザーズ
ご静観、どうもありがとうございました!
毎年さまざまなテーマに沿ったベストテンを募っており、私自身は寡聞にして企画自体を最近知ったもので、過去のベストテンを感心&参考にさせていただきつつ見させていただき、自分の鑑賞作品のヒントにさせてもらっていたのですが、このたび自分も恥ずかしながら参加することにしました。
テーマはずばり「アニメ映画のベスト10」とのこと。
アニメはちょいちょいつまみ食いしている程度なので、あんまり名作・古典の作品は通っていないのですが、自分のアニメ映画遍歴を思い出し思い出し作ったアニメ映画ベスト10を、ここに紹介いたします。
一応、ランキングさせた作品の基準として、一度きりの鑑賞ではなく、複数回鑑賞した経験のあるアニメ映画、というしばりを設けて選びました。しかしその結果、
当時金のない子供だった時分にみたアニメ映画で複数回観た作品=テレビの録画かレンタルビデオ
という、なんとも劇場鑑賞率の低いランキングとなってしまいましたが・・・
そこのあたりはめをつぶっていただけると助かります・・・・・・
ではいきます。
アニメ映画ベストテン ~超兵器R1号 選~
10位「東京ゴッドファーザーズ」(2003年/今敏)
![]() | 東京ゴッドファーザーズ [Blu-ray] (2012/11/21) 江守徹、梅垣義明 他 商品詳細を見る |
リアルなタッチで描かれる、全編奇跡のようなひと冬の物語。ジブリ映画のように、恒例行事として毎年年の瀬に金曜ロードショーあたりで放映してもらいたいですね。
9位「AKIRA」(1988年/大友克洋)
![]() | AKIRA 〈Blu-ray〉 (2011/06/22) 岩田光央、佐々木望 他 商品詳細を見る |
確か、初めてこの映画の存在を認識したのは小学○年生かコロコロコミックのジャパニメーション特集みたいなやつの歴代の有名な日本アニメ映画年表みたいなページだったと思うんですが、今思うと編集の人はどうしちゃってたんだろう…と思ったりしますね…(紹介ページに片腕がちぎれとんだ鉄雄のカットとか普通に載ってた)
音楽のかっこよさと、鉄雄のような異能の力なしに並び立つ金田のかっこよさの2本柱がたまりません。
東京オリンピックの年には間違いなく放映されるんでしょうね…
8位「機動警察パトレイバーthe Movie」(1989年/押井守)
![]() | EMOTION the Best 機動警察パトレイバー 劇場版 [DVD] (2009/10/27) 冨永みーな、古川登志夫 他 商品詳細を見る |
正直、放映当時に見ていたとしたら、コンピューターウイルスの概念とか全くわからないまま観る羽目になってあんまりピンとこない映画になってたと思うので、絶妙な年代に生んでくださった両親とビル・ゲイツ氏には感謝したいと思います。
7位「爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP 暴走ミニ四駆大追跡!」(1997年/アミノテツロー)
![]() | 劇場版 爆走兄弟レッツ&ゴー!! WGP 暴走ミニ四駆大追跡! (完全生産限定版) [DVD] (2008/09/24) 渕崎ゆり子、池澤春菜 他 商品詳細を見る |
「行けェ!ネオトライダガァァァァァ!!!!!」
たぶん今見るとちょっとこっぱずかしい気分になる部分もあるんだと思いますが、タイムリミットサスペンス、カーアクション、レースもの、チームものとして、それぞれの要素が絶妙に混ざり合ったエンターテイメント映画です。個人的に初めてテレビシリーズが劇場化するにあたってよく湧き上がる、「…なんか…いつもより絵の感じがリッチになってるし、動きが細かくなってる…」という感慨を初めて抱いた映画でもありました。今度出るブルーレイboxには所収されてないっぽいので、はやいとこ再DVD化していただきたいところです。
6位「クレヨンしんちゃん オトナ帝国の逆襲」(2001年/原恵一)
![]() | 映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲 [DVD] (2010/11/26) 矢島晶子、ならはしみき 他 商品詳細を見る |
大人の時に見なかったので泣くことはなかったけど、とにかくメッセージとキャラクターの配置の必然性をこれでもかと感じた作品。カーチェイスのシーンでなぜバスがCGになっていたのか今に至るまで謎なのですが、もうここまできたらずっと知らないままでもいいかな…とか思ったりします。「今日までそして明日から」のPVとしても秀逸な作品。
5位「こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE」(1999年/高松信司)
![]() | こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE [DVD] (2000/07/19) ラサール石井、森尾由美 他 商品詳細を見る |
「男はつらいよ」ミーツ「ミッション・イン・ポッシブル」。劇場版ジャイアンの法則に則って、超絶男前になってる両さんとヒロインの友達以上恋人未満の人情あふれるかけあいが素晴らしいです。ラストの「街」を味方につけてのミサイル爆発阻止シークエンスの気持ちよさもディモールトベネ!
香取慎吾氏が主演を務めた実写版こち亀の劇場版でも、この作品のプロットがほぼそのまま使われてるっぽいので気になっているのですが、まだそちらのほうは確認できていません。というかレッツ&ゴーと同じくこっちも早いところ再プレスしてほしいです。
4位「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」(1984年/押井守)
![]() | うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー [デジタルリマスター版] [Blu-ray] (2015/01/21) 古川登志夫、平野文 他 商品詳細を見る |
当時関西テレビで夕方うる星やつらが再放送していて、当時中学生だった私はまんまとラムちゃんにブヒブヒいってたんですが、なぜか夏休みの午前中にMBSでいきなりこれが放映されていて、「なんで…」と思いつつ部活に行かなければならなくて、途中まですでに放映されていたから迷ったのですが(その当時は本編の初めから観ていないと急激に最後まで見る気力が失せる病にかかっていた)、サクラ先生がタクシーに乗るあたりから録画して、帰った時に観てあとはもうアレでした。私の中二病期において大きな影響を与えた作品です。
しかし、今思い返してもあのMBSでビューティフルドリーマーを放映するという判断を下した局の方(神)は間違いなく関西テレビの再放送を観ていた層を狙っていたとしか思えないし、どうしてそういう局同士の結束を24時間テレビとかでは見せられないのかと思ったりますね…
3位「クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦」(1998年/原恵一)
![]() | 映画 クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦 [DVD] (2010/11/26) 矢島晶子、ならはしみき 他 商品詳細を見る |
理屈を超えた感動、というのを初めて知った作品です。つじつまがあってなくても伏線がなくても、鳥肌は立つことが、涙がどうしようもなく流れ落ちてしまうことはあるんだ。
私にとってのクレしん映画最高傑作といえば、オトナ帝国よりもこちらに軍配があがります。
「ヒーローとはなにか?」というメッセージを掲げる作品で秀逸なものは数ありますが、今でもこの映画のラストシーンが自分の中の基本としてありますねー。
2位「ホーホケキョ となりの山田くん」(1999年/高畑勲)
![]() | ホーホケキョ となりの山田くん [DVD] (2000/11/17) 朝丘雪路、荒木雅子 他 商品詳細を見る |
「郵便番号 7ケタ」
いまこれ書きながらまさに本編観てる作品。多幸感しかない。今の日常系アニメとかのご先祖様だと思います。(とくにらきすた)
1位「思い出のマーニー」(2014年/米林宏昌)
![]() | 150ピース 思い出のマーニー (10cmx14.7cm) (2014/11/30) エンスカイ 商品詳細を見る |
今年見たときのテンションがまだ持続してるので、思い切ってえいやとこの位置にしました。早いところDVDで観たいですね。
観たときの感想はこちら
というわけで、改めて一覧にするとこんな感じ。ジブリが1,2トップになってしまった。やはり強いですね…
1位 思い出のマーニー
2位 ホーホケキョとなりの山田くん
3位 クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦
4位 うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
5位 こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE
6位 クレヨンしんちゃん オトナ帝国の逆襲
7位 爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP 暴走ミニ四駆大追跡!
8位 機動警察パトレイバーthe Movie
9位 AKIRA
10位 東京ゴッドファーザーズ
ご静観、どうもありがとうございました!
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